老舗の墨屋が菓子木型で作った飾り墨

墨が大陸より奈良に伝わった飛鳥時代と同時期に、
同じく大陸より伝わった製法を基に、現在の和菓子の原型は出来ていきました。

材料は異なれど、原材料を木型にはめ込み形を整え、取り出したものを乾燥させるという木型を使った和菓子の製造工程は墨のそれとよく似ています。
老舗の職人が1つ1つ手作りで作り上げる和菓子木型を用いた飾り墨。
歴史的にも縁深い奈良の地で作られた墨と和菓子の融合を楽しんで下さい。

墨のもつ美しさが拓く可能性

錦光園が現代の工芸として着目したのは、「墨そのものの美しさ」。

墨にしか出せない光沢と同居する奥行きのある黒。その独特の質感を生かしたオブジェが「菓子木型墨」です。
古くより縁起がいいとされてきた「松」、「鶴」、「亀」をモチーフにか型どった墨のオブジェは、玄関や部屋に飾ると墨独特の香りが立ち込めます。
ここにインテリア工芸としての墨の可能性を拓く商品が完成しました。

伝統×伝統=新たな芸術

和菓子・落雁といえばその美しさは「勿体無くて食べれない」と思わせるほど。美しさゆえに本来の食べるものとしての用途とは違いますが「見て愉しむ」という要素が非常に価値を持ちます。一方、墨も同様に書のために磨るという用途にとどまらず芸術品としての要素を持っています。墨と和菓子木型の融合で生まれる新しい芸術が菓子木型墨です。

伝統×伝統=新たな芸術

墨と和菓子の不思議な縁

和菓子の発祥は奈良にあるといわれています。現在でもその名残りから、奈良市内の中心地を散策すると多くの和菓子屋が目につきます。そして墨も奈良発祥であることから、とある和菓子屋では墨の形を模した和菓子があるほど。発祥の地を同じくする墨と和菓子は深い関係を持っています。和菓子の古都でもあった奈良。そんな奈良で墨と和菓子の出会いは必定だったのかもしれません。

墨と和菓子の不思議な縁

和菓子の木型そのままで

一般的に菓子木型で使用される材質は桜の木が使われる事が多く、木目が緻密で歪み等が少ないのが特徴です。墨を作る際にも同様に、墨の原型である生墨の水分を吸い、形を整えるために専用の木型を使用します。主に使用される材質は梨の木が使われるものの、中には菓子木型と同様に桜の木を使用する場合もあります。菓子木型は材質としても墨作りとの相性が比較的良いのです。

和菓子の木型そのままで

墨の可能性

菓子木型で作られた干し菓子は元来、神様への供え物、儀式の一つとして使用されていました。原型は何の変哲もない粘土状の墨が、様々な菓子木型で形を整えられ1つ1つ見事に生まれ変わる様はさながら一種の儀式のようです。菓子木型の形状次第では、墨はどんな形にも生まれ変わる事が出来ます。菓子木型の数だけ、墨の可能性は広がっていくのです。

墨の可能性

縁起物の良い贈り物

菓子木型墨のモチーフは鶴・亀・松がかたどられており、いずれも長寿や夫婦円満を表す縁起物です。自宅に飾る事はもちろん、大切な方への贈り物、奈良土産としても最適です。

縁起物の良い贈り物

菓子木型墨商品一覧

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